ご訪問ありがとうございます。
フードドライヤーを使って乾燥小松菜を作ってみました。
栄養満点な青菜はできるだけ子どもに食べさせたいのですが、いかんせん足が早く、なかなか安いときに買いだめという訳にもいきません。
そこでフードドライヤーの出番です!
乾燥小松菜にすれば長期保存も可能で、さらに粉末ミルでパウダーにすれば料理だけでなくパンやお菓子にも支えて便利です。
れっつどらい!
目次
- 小松菜は下処理が楽!
- フードドライヤーで!乾燥小松菜の作り方
- 乾燥小松菜を作ってみた
- 実際に作ってみた様子
- 乾燥温度を比較してみた
- 子どもたちの評価
- 乾燥温度による違いを比較
- 見た目
- 味
- 水で戻すと
- まとめと今後の予定
小松菜は下処理が楽!
青菜はアクが強いから下ゆでしないと!というイメージが強いのですが、小松菜にはほとんどアクがありません。
アクの主成分は”シュウ酸”という物質です。
シュウ酸は体内で鉄やカルシウムと結合しその吸収を妨げます。また結合したものは腎臓や膀胱に蓄積しやすく、結石の原因となることが知られています。
野菜の中ではほうれん草に多く含まれており、私はこれを知ってから怖くて面倒でも必ずアク抜きをするようになりました。
でも茹でながらいつも思うのです。せっかくの栄養も全部流れていってるよねー、と。
そこで小松菜です!
小松菜にはシュウ酸はほとんど含まれておらず、アク抜きはいりません。
今記事を作成中ですが、乾燥野菜を作る時は下処理として一度火を通してから乾燥させた方が、変色を防ぐことができたり栄養を保てたりする場合があるようです。
何より、一度加熱しておけば乾燥したものをそのまま調理しなくても食べることができ、保存食にもできるのでおすすめです。
ほうれん草だとアクがあるから、お湯を沸かして茹でて水にさらして水気を拭いてーと面倒ですし栄養も流れていってしましますが、小松菜ならレンチンして切って乾かすだけなので、比較的楽に乾燥前の下処理を済ますことができます。
フードドライヤーで!乾燥小松菜の作り方
まず、おいしくできた作り方をご紹介します。
- 小松菜をよく洗い、耐熱容器に入れ電子レンジ600Wで1分半〜2分ほど加熱する。
- 汁気を切って、ざく切りにする。
- フードドライヤーのトレーにクッキングシートを敷き、小松菜を広げる。
- 45℃で24時間 or 60℃で18時間乾燥させる。
以上!
温度は見た目や味に影響します。
比較検討しましたので、以下をご覧ください。
乾燥小松菜を作ってみた
実際につくってみた様子
うちの近所のスーパーでは、ほうれん草よりも小松菜の方が安く手に入ります。
旬の時にはどんどん値下がりして、本当に採算取れるのか?と心配になるくらいです。
そんな時は多めに買って乾燥させてしまえば長く持ちます。
消費にも貢献できますし、いいことづくし!
ネットなら無農薬、無化学肥料の小松菜を手に入れることもできます。
冷凍品なら洗う手間もなくさらに楽です。
生鮮品の大量消費にはなりませんが、できるだけ簡単に乾燥小松菜や小松菜パウダーの手作りに挑戦してみたいという場合にはちょうど良さそうです。
おまけに有機栽培で安心です。
生の小松菜はしっかり洗ってレンジで加熱します。
加熱後に切った方が栄養の損失は防げるかなと思っています。
切った小松菜をトレーに並べてフードドライヤーで乾燥させます。
我が家のフードドライヤーはBelleLife(ピンク色)です。
トレーの上に並べる際、私は手入れしやすいようにクッキングシートをしいています。
60℃で18時間、または45℃で24時間乾燥。
写真は60℃で乾燥したものです。
乾燥時間や仕上がりはフードドライヤーの機種によって変わると思います。
また野菜の切り方や一緒に乾かすものや詰め具合にもよって時間が変動すると思います。
からからになるまでやりました。
完成です!!
乾燥温度による違いを比較してみた
見た目
よーく見ると、60℃の方が黄色がかっており、表面もやや縮んでいるように見えます。

パウダーにすると少しわかりやすいかなと思います。
45℃の方が緑が鮮やかで、60℃はやや黄色がかっています。
これについては文献があって、温度が高いと黄色の色素よりも緑色の色素の方がより早く減少してしまうからだそうです。
色素も栄養ですから、失わないためには低温の方が望ましいですね。
味
まず食感ですが、葉の部分はパリパリで温度による違いは感じられませんでした。
ただ茎の部分は、45℃だとパリパリにはならず柔らかさが残っていました。
結構違ったのは味です。
45℃…はじめはほうれん草のような風味で、後味がやや小松菜
60℃…小松菜らしい辛味というか、独特の味がより強く感じられる
と味に大きな違いが見られました。
ためしてガッテン!の小松菜特集で辛味が増す調理法を紹介していたみたいなのですが、
小松菜は70℃くらいの温度で茹でることで酵素が働いて辛味が増すのだそうです。
小松菜は温度が高めで乾燥すると、より独特の風味を楽しむことができるのかもしれません。
逆に温度が低ければ辛味を抑えることができるので、子どもに食べさせる場合や苦手な方には体温がおすすめです。
水で戻してみた
お湯で戻すべきでした。
45分くらいでやっと食べられる感じです。
ジャキジャキしていて、濃縮された甘みと旨みがおいしいです。
温度によって食感は変わらなかったです。
やはり小松菜の辛味は60℃の方が強く感じられました。
まとめと今後の予定
温度を比較したところ、
45℃…緑がより鮮やか、小松菜の辛味が抑えられる
60℃…黄色っぽくなる、小松菜独特の風味がより引き出される
といった特徴がありました。
乾燥時間はもちろん低温の方が長くかかってしまいます。
しかし、仕上がりに違いが出るので、好みによって作り分けができて面白いです。
温度調整できるフードドライヤーならではの楽しみ方です。
作った感想小松菜はパウダーにして使いましたので今度まとめたいと思います。
このブログでは、フードドライヤーでいろいろなものを乾かして記録をつけています。目指すはフードドライヤーのレシピ本代わり!
よろしければ他の記事もご覧ください。
火を通してフードドライヤーで乾燥させた野菜は、ノンフライの野菜チップスとして美味しく食べられます。
また、小松菜以外の野菜や果物も乾燥温度によって出来が違います。
なのでフードドライヤーは温度設定できるものがおすすめです。
私はBelleLifeのフードドライヤーを使用しています。
ブログランキングに参加しております。
ぽちっとしていただけると大変励みになります。よろしくお願いします。

人気ブログランキング
閲覧ありがとうございました😊
コメント
コメントを投稿